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「自分だけのオリジナルグッズを作りたい!」「イベントで人気のグッズは?」――そんな時、定番アイテムとして人気の「オリジナル ラバーキーホルダー(ラバーストラップ)」、通称「ラバスト」を思い浮かべる方も多いでしょう。
アニメ・ゲームのキャラクターグッズから、アーティストのライブグッズ、企業の販促品まで幅広く愛されるラバスト。その魅力は「ぷっくりとした立体感」と「鮮やかな色彩」にあります。しかし、いざ作ろうとすると「デザインはどうする?」「データ作成が難しそう」「良い業者の選び方は?」といった疑問が出てきます。
この記事は、そんなラバスト制作の疑問を解決する「完全ガイド」です。初心者から経験者まで、この記事を読めばラバスト制作のすべてが分かります。長年グッズ制作を手がけてきたプロの知見を活かし、皆さまの「作りたい」を最高の形で実現するお手伝いをします。
✨ 1. なぜこんなに人気?オリジナルラバーキーホルダー(ラバスト)の5つの魅力
まずはじめに、なぜラバーキーホルダーがオリジナルグッズの王道として愛され続けているのか、その理由を深掘りしていきましょう。魅力を正しく理解することが、魅力的なグッズを作るための第一歩です。
💡 魅力①:他にない「立体感」と「温かみ」
ラバーキーホルダー最大の魅力は、印刷では表現できない独特の立体感です。デザインの線に沿って溝を作り、そこにインクを流し込む「色差し」という製法で作られるため、キャラクターやロゴがぷっくりと浮き上がって見えます。この凹凸が視覚的な面白さと、思わず触りたくなるような感触を生み出します。特にデフォルメされたキャラクターとの相性は抜群で、その可愛らしさを何倍にも引き立ててくれます。アクリルやメタル素材のシャープな印象とは対照的に、柔らかく温かみのある質感は、ファンにとって特別な愛着を感じさせる要素となるでしょう。

💡 魅力②:キャラクターやロゴを忠実に再現する「色鮮やかな表現力」
ラバーキーホルダーは、単色ベタ塗りの組み合わせでデザインを表現します。グラデーションはできませんが、その分、一色一色が非常に鮮やかに発色するのが特長です。ケイオーのラバーキーホルダー制作では、最大12色(土台含む)まで使用可能。これにより、複雑なキャラクターデザインやカラフルなロゴも、イメージを損なうことなく忠実に再現できます。PANTONEカラーでの色指定に対応しているため、ブランドカラーやキャラクターのイメージカラーといった、シビアな色調整が求められるデザインでも安心です。

💡 魅力③:日常使いに耐える「高い耐久性と安全性」
バッグや鍵、スマートフォンなどに付けて日常的に持ち歩くキーホルダーは、耐久性が重要です。その点、ラバーキーホルダーは非常に優れています。素材であるPVC(ポリ塩化ビニル)は柔らかく弾力性があるため、落としたりぶつけたりしても壊れにくいのが大きなメリット。他の持ち物を傷つける心配も少ないです。また、水濡れにも強く、汚れも簡単に拭き取れるため、アウトドアシーンでも気兼ねなく使えます。ケイオーでは、幼児向け玩具にも使用される安全性の高い「非フタル酸エステル系PVC素材」を採用しており、お子様向けのグッズとしても安心してご提供いただけます。

💡 魅力④:集める楽しさを刺激する「コレクション性」
ラバーキーホルダーは、その手頃なサイズ感と価格帯から、コレクションアイテムとして非常に高い人気を誇ります。「トレーディング仕様(ブラインド販売)」や「ガチャガチャ(カプセルトイ)」での販売に最適なグッズなのです。シリーズもののキャラクターを複数展開したり、イベントごとに限定デザインを発売したりすることで、ファンの収集意欲を刺激します。「コンプリートしたい!」という気持ちは、ファンの熱量を高め、グッズ販売全体の活性化にも繋がります。ケイオーではカプセルに入れた状態での納品にも対応しているため、すぐにガチャ販売を開始できます。
引用元:ME-Qのラバーキーホルダー

💡 魅力⑤:デザインの自由度が高く「オリジナリティを出しやすい」
ラバーキーホルダーは、金型を使って成形するため、形状を自由にデザインできます。キャラクターの形に合わせたダイカットはもちろん、ロゴや文字の形、複雑なシンボルマークなど、アイデア次第で様々な表現が可能です。さらに、ケイオーでは表面の立体感を「ぷっくり可愛い半立体タイプ」と「シンプルな2層タイプ」から選べたり、オプションで「さらに立体的な3層タイプ」も選択可能。デザインのコンセプトに合わせて仕様を選ぶことで、他にはない完全オリジナルのグッズを制作することができます。

✨ 2. ラバスト?アクキー?素材別キーホルダー徹底比較
オリジナルキーホルダーを作ろうと考えたとき、多くの人が「ラバーキーホルダー(ラバスト)」と「アクリルキーホルダー(アクキー)」で迷います。どちらも人気のグッズですが、それぞれに得意な表現や特性があります。ここでは、ラバストとアクキーを中心に、他の素材のキーホルダーも交えて徹底比較します。作りたいデザインや用途に最適なのはどちらか、見極めていきましょう。
比較項目 | ラバーキーホルダーラバスト) | アクリルキーホルダー(アクキー) |
---|---|---|
素材 | PVC(ポリ塩化ビニル) | アクリル樹脂 |
得意な表現 | 立体感、デフォルメキャラ、ロゴ、単色ベタ塗り | フルカラーイラスト、グラデーション、写真、透明感 |
メリット | ・ぷっくりかわいい ・丈夫で壊れにくい ・水に強く、安全性が高い | ・繊細なデザインを完全再現 ・透明感を活かせる ・1個からの小ロット制作に対応しやすい |
デメリット | ・グラデーションや写真は不可 ・金型が必要で小ロットに不向き | ・強い衝撃で割れることがある ・表面に傷がつきやすい ・立体感はない |
こんな人にオススメ! | ✅キャラの可愛さを立体で表現したい ✅丈夫で長く使えるグッズを作りたい ✅ガチャガチャなどで展開したい | ✅原画やイラストをそのままグッズにしたい ✅透明感のあるおしゃれなグッズを作りたい ✅1個から作りたい |
✨ 3. 初心者でも安心!オリジナルラバーキーホルダー制作の全ステップ
オリジナルラバーキーホルダーが完成するまでの流れを、5つのステップに分けて具体的に解説します。

Step | 作業内容 | 重要なポイント |
---|---|---|
1 | 企画・デザインコンセプト決定 | 「誰に」「何を」届けるか明確に。ターゲット、テーマ、サイズ、個数、納期を決めましょう。 |
2 | デザインデータ作成 | Illustratorで「ベクターデータ」を作成。ラバスト特有のルール(境界線など)を守ることが重要です。 |
3 | 業者選定・見積もり依頼 | 品質、価格、納期、サポート体制を比較。複数の業者から見積もりを取ると安心です。 |
4 | 発注・入稿・校正サンプル確認 | 量産前に「校正サンプル(試作品)」で仕上がりを確認。色や形のイメージ違いを防ぐための最重要工程です。 |
5 | 量産・検品・納品 | 校正サンプルの承認後、量産スタート。検品を経て、ついに完成品が手元に届きます。 |
✨ 4. 【最重要】クオリティを左右する!魅力的なラバストデザインの4つのコツ
ラバストならではの特性を活かし、グッズの魅力を最大限に引き出すためのデザインのコツをご紹介します。

- コツ①:「立体感」を使い分ける
キャラクターの可愛さを強調するなら表面が丸い「半立体タイプ」、ロゴなどをシャープに見せるなら「2層タイプ」がおすすめです。デザインのコンセプトに合わせて最適な立体感を選びましょう。 - コツ②:「色差し」のルールを理解する
異なる色同士の間には必ず「境界線(フチ)」が必要です。色指定はイメージ通りの色を再現できる「PANTONE」が基本です。 - コツ③:「形状とサイズ」を最適化する
キャラクターの輪郭に沿った「ダイカット」が人気です。強度も考慮し、サイズは日常使いしやすい「55mm」と存在感のある「80mm」から用途に合わせて選びます。 - コツ④:「裏面印刷」で付加価値をプラス
コピーライトやイベント名、QRコードなどを裏面に印刷すれば、記念品としての価値や販促効果がアップします。

表面の色差しでは難しい、細かい文字やロゴを裏面に印刷できます。例えば、以下のような情報を入れるのが効果的です。
- コピーライト表記(©):著作権者を示す重要な表記です。公式グッズとしての信頼性を示します。
- イベント名や日付:「〇〇 LIVE TOUR 2025」など。記念品としての価値が格段に上がります。
- ブランドロゴやサークル名:制作者のクレジットを入れることで、認知度向上に繋がります。
- QRコード:WebサイトやSNS、キャンペーンページへ誘導するQRコードを印刷すれば、強力な販促ツールになります。
表のデザインだけでなく、裏面までこだわることが、ファンを喜ばせ、他のグッズと差をつけるための秘訣です。
✨ 5. 【挫折ポイントを回避】失敗しないための「入稿データ」作成ガイド
「デザインはできたけど、入稿データの作り方が分からない…」これは、オリジナルグッズ制作で最も多くの人がつまずくポイントです。ここでは、ラバーキーホルダー特有の入稿データ作成ルールを、初心者にも分かりやすく解説します。ここを乗り越えれば、完成は目前です!

【困ったときは】データ作成が難しい場合、ケイオーではデザイン画(ベクターデータ)を元に入稿データを作成するサポートサービス(有償)もご用意しています。お気軽にご相談ください。
✨ 6. 【比較ポイント】信頼できるオリジナルグッズ制作業者の選び方
大切なグッズ制作を任せるパートナー選びのポイントをご紹介します。
✨ 7. こんなシーンで大活躍!ラバーキーホルダー活用事例集
ラバーキーホルダーは様々なシーンで活用されています。あなたの「作りたい」のヒントがきっと見つかるはずです。

✅ アニメ・同人グッズ
デフォルメされたキャラクターグッズの定番。ぷっくりした立体感で可愛さを表現できます。コミケなどのイベントでは、ブラインド販売にすればコレクション性が高まり、ファンの注目を集める推し活アイテムになります。

✅ ライブ・コンサートグッズ
アーティストのロゴやツアータイトルをデザインしたライブグッズ。軽量でかさばらず、ファンにとって忘れられない記念品になります。

✅ スポーツ応援グッズ
チームのマスコットや選手の背番号をデザインした応援グッズ。スタジアムでの一体感を高めるアイテムとして最適です。

✅ 企業ノベルティ・お土産
企業ロゴやご当地キャラをデザインした販促品。長く使ってもらえるノベルティとして、ブランド認知度向上やお土産品として活躍します。
✨ まとめ:さあ、あなただけのオリジナルラバーキーホルダーを作ろう!
ラバスト制作のポイントは「特性を活かしたデザイン」「入稿ルールの理解」「信頼できる業者選び」の3点です。株式会社ケイオーでは、長年の経験と実績を元に、お客様の「作りたい」という想いを全力でサポートします。
- ✅ 高品質な非フタル酸PVC素材による、安全で美しい仕上がり
- ✅ 最大12色まで対応可能な、鮮やかな色彩表現
- ✅ デザインの魅力を引き出す、選べる立体感(2層・半立体・3層)
- ✅ 初心者でも安心の、丁寧なデータチェックと作成サポート体制
あなたのアイデアを、最高の形で!ラバーキーホルダーにしてみませんか?
「こんなデザインは作れる?」「見積もりが欲しい」「データ作成について相談したい」など、どんな些細なことでも構いません。
まずは、お気軽にお問い合わせください。